重視すべきはメリット?デメリット?

転職するメリットとデメリットとは?
 2014年に入り、中高年の求人が増加していることを受け、転職を検討している45歳の方もいることでしょう。
 
 終身雇用制度が崩れたいま、45歳で役職が付き、手当てがカットになったり、昇給が見込めない状況にいれば、転職して事態を打開したいと思うのは、無理のないことです。ですが、45歳で転職するのには、メリットもデメリットもあります。そのどちらを重視するかで、その後のキャリア形成が大きく変化するのです。

 転職するメリットとしては、キャリアアップや自分の成長が望めることがあるでしょう。ですが、給料のアップが伴うかどうかは、それまで築いてきたキャリアや実績、転職先の企業の状況によります。とはいえ、現状に閉塞感を感じているのであれば、転職先で心機一転がんばるのは、決して悪いことではありません。

 一方、転職するデメリットとしては、新たな環境になじんで、成果を出せる保証がないということです。

 いま勤務している会社なら、上司や同僚、部下などと阿吽の呼吸で仕事をすることができるかもしれませんが、システムやルールが違う企業で、いままでと同じ成果を出すのは、それほど簡単なことではありません。
 何事も前向きにとらえてチャレンジできなければ、気持ちがまいってしまう可能性もあります。

②会社に残るメリットとデメリットとは?
 
 では、会社に残るメリットとデメリットについてはどうでしょうか。倒産しないという前提で考えると、定年までの生活設計や退職金を見込んだ老後の計画も、ある程度たてられるのは、メリットといえます。
 
 人間関係に不満がない職場なら、大過なく仕事を進めていくこともできるでしょう。

 ですが、現職に不満を抱えている場合、自分が改善策を提案するなどの働きかけをしても、状況が変わらない可能性があり、自分を成長させる機会にも恵まれにくいというデメリットもあります。

 とはいえ、会社に残るにせよ、転職するにせよ、まったくリスクのない選択ができる世の中ではありません。

 業界や職種によっては、将来の見通しが悪いこともあり、その場合は将来を見越して、早めに決断する必要があります。自分のキャリアビジョンやライフプランも考慮しながら、最善の道は何かを考えてみてください。